体幹とインナーマッスルはヨガで強化できる?

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美容や健康に役立つという理由から、ヨガを始める方が増えているといいます。ヨガには、集中力が高まるほか、理想のプロポーションづくりにも役立つといわれていますが、体幹やインナーマッスルを鍛えるという点ではどうなのでしょうか。こちらの記事では、ヨガと体幹、インナーマッスルの強化についてご紹介しています。

体幹、インナーマッスルとは

インナーマッスルというのは、身体の深い部分にある筋肉をいい、体幹はインナーマッスルに含まれます。

体幹とは、首から上、四肢を除く筋肉で、この部分を鍛えるトレーニングを体幹トレーニングといいます。

なお、私たちが日常的に使うことが多いのは、アウターマッスルという筋肉で、目視で確認できるため、インナーマッスルよりもトレーニングの成果が現れやすいという特徴があるのです。

 

体幹やインナーマッスルを鍛えるメリットとは?

「ちょっときついな」と感じる食事制限を1週間程度実践すると、多くの人は体重の減少を実感します。

しかし、このような食事制限で体重が減ったとしてもそれは一過性のもので、あっという間に元の体重に戻ってしまう可能性が高いといわれています。

しかし、インナーマッスルを鍛えれば、一度減った体重を維持しやすくなるのです。

それではここで、インナーマッスルを鍛えるメリットについてご紹介しましょう。

 

基礎代謝量のアップ

おもなインナーマッスルには腹横筋、腹直筋、大胸筋などがあり、これらを強化することで基礎代謝量アップを見込めます。

基礎代謝量は年齢や性別によって差が生じますが、年齢とともに機能が低下しやすいため、低下した場合では太りやすく痩せにくい身体になることがあります。

つまり、痩せた状態の体重を維持したいなら、体幹を含むインナーマッスルを強化する必要があるということですね。

 

姿勢の改善

インナーマッスルの中でも姿勢の維持に必要なのが体幹だといわれ、この筋肉を鍛えることで姿勢の改善を目指せます。

たとえば、加齢で腰が曲がった方を見かけることがありますが、その原因のひとつとして挙げられるのが、インナーマッスルの筋力低下です。

骨粗鬆症が腰曲がりのいちばんの原因にはなりますが、インナーマッスルの筋力低下が腰曲がりに拍車をかける可能性があることは知っておくべきでしょう。

将来的な腰曲がりを予防するためには、骨と筋肉に適度なストレスを与えておくことが大切です。

 

運動機能の向上

アウターマッスルが正しく稼働するためには、インナーマッスルのサポートが必要です。

仮にアウターマッスルだけを徹底的に強化したとしても、インナーマッスルの機能が低下していれば十分な運動パフォーマンスは望めないでしょう。

つまり、運動パフォーマンスを向上させるためにも、インナーマッスルを鍛える必要があるということなのです。

 

体幹とインナーマッスルはヨガで強化できるの?

ヨガは一見するとゆっくりした動きで、インナーマッスル強化に役立つのかどうか、わかりにくいですよね?

結論からお話ししますと、ヨガは体幹やインナーマッスルの強化に役立ちます。

というよりも、体幹やインナーマッスルを強化するためのトレーニングを行うなら、むしろヨガがおすすめできるのです。

それでは、その理由について考えてみましょう。

 

ヨガは無酸素運動と有酸素運動の融合

無酸素運動には筋トレなど、有酸素運動にはウォーキングなどがあり、無酸素運動は筋力の強化、有酸素運動には脂肪の燃焼作用があります。

つまり、筋力の強化で効率良く脂肪の燃焼を目指したいなら、無酸素運動と有酸素運動を組み合わせたトレーニングを実践が大切だということです。

実は、ヨガには無酸素運動と有酸素運動の要素があり、1日短時間実践するだけで体幹やインナーマッスルを強化できるのです。

 

ヨガは運動が苦手でも取り組みやすい

ウォーキングは初心者でも比較的取り組みやすいでしょう。

一方、筋トレにはある程度の知識が必要で、正しいトレーニング方法をマスターしないと思うような筋力アップは望めないでしょう。

では、ヨガではどうなのでしょうか。

ヨガはトレーニングの中でも始めやすく、運動が苦手な方でも段階的にハードルを上げていくことができます。

しかも体力の消耗が少ないため、体力に自信がない方でも不安なく取り組めるというメリットがあります。

しかも、マイペースでじっくりと体幹やインナーマッスルを強化できるため、挫折しにくいというメリットもあるのです。

せっかくトレーニングを開始しても、途中で挫折してしまっては元も子もありませんが、ヨガならその心配はほぼないでしょう。

 

まとめ

体幹とインナーマッスルを強化すると、基礎代謝量のアップ、姿勢の改善、運動機能の向上といったメリットを得られます。

そこで問題となるのが、「どのトレーニングで体幹とインナーマッスルを強化するのか」という点で、運動が苦手でも取り組みやすいのがヨガなのです。

また、ヨガは無酸素運動と有酸素運動の要素を取り入れたトレーニングのため、効率良く体幹やインナーマッスルを強化できるというメリットがあります。

体幹やインナーマッスルの強化は総合的なエイジングケアにも役立ちますので、どのトレーニングをするかで迷ったら、ひとまずヨガから取り組んでみてはいかがでしょうか。

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