乾燥肌は体質?乾燥肌の原因を解説
秋冬で急増するのが乾燥肌の悩みです。乾燥肌になるからにはどこかに原因が隠されているはずで、それを取り除くことが乾燥肌改善の第1歩となります。また、それと同時にスキンケア対策で乾燥肌改善を目指すことも大切なのです。こちらの記事では、乾燥肌の原因やスキンケア対策についてご紹介しています。乾燥肌は体質?乾燥肌の原因を解説
親族に乾燥肌の方がいると、「もしかすると乾燥肌体質が遺伝したのかも」と
考えるかもしれません。
確かに体質は遺伝することがあるため、遺伝によって乾燥肌になっている可能性は
否めません。
しかし、乾燥肌の原因は、体質よりも日常の生活習慣に隠されていることが多いのです。
外気や室内の乾燥
今過ごしている室内、エアコンや暖房器具を使用していませんか?
もし使用しているなら、これらの機器による送風で室内の水蒸気が蒸発し、乾燥肌に
なりやすい環境です。
この環境で乾燥肌を防ぎたいなら、ベースメイクの前にしっかりと保湿ケアを
行っておきましょう。
紫外線ダメージ
あなたは普段から紫外線対策をしていますか?
「夏はしているけれど、冬はしていない」という方は要注意です。
というのは、紫外線は1年中途切れることなく放射されており、冬でも紫外線対策をしておかないと、お肌が紫外線によって乾燥するリスクが高まるからです。
特に紫外線A波はガラスも通り抜けますので、冬の窓辺で過ごす機会が多い方は、室内でも紫外線対策を行っておきましょう。
くすみ対過剰なスキンケア
策としておすすめなのが、ピーリングケアです。
しかし、ピーリングケアを毎日行ってしまうと、角質層をどんどん剥がしてしまうことに
なります。
つまり、過剰なピーリングケアでバリア機能を壊してしまった状態だということですね。
すると、若い角質層が表皮に送られ続けることになり、乾燥肌や敏感肌の原因になるのです。ピーリングケアは週1回、多くても2回を目安として行いましょう。
スキンケア不足
洗顔後になにもつけない、化粧水だけつけるというケアを続けていると、お肌の水分が蒸発して乾燥肌になることがあります。
乾燥肌対策のスキンケア方法は以下でご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
皮脂分泌量の低下
皮脂は自然に分泌される成分ですが、その分泌量は年齢とともに変化し、年齢を重ねるごとに減少するといわれています。
減少するタイミングについては個人差がありますが、年齢とともに乾燥肌が気になってきた場合では、年齢による皮脂分泌量の低下が原因である可能性が考えられます。
水分摂取量の不足
バリア機能は角質層を健康な状態に保つための機能で、細胞間脂質、天然保湿保湿因子(MNF)、水分のバランスが整っていれば壊れることはありません。
しかし、水分摂取量が極端に少ないと、角質層に送られる水分量が低下し、バリア機能が壊れやすくなります。
そして、その結果として起こるのが乾燥肌なのです。
乾燥肌はこうやって改善!スキンケア対策をご紹介
それでは、乾燥肌におすすめのスキンケア対策をご紹介します。
スキンケアアイテムを段階的に使おう
乾燥肌改善には、化粧水だけでなく、美容液や乳液、クリームも必要です。
それでは、これらの役割や使い方について簡単にご紹介しておきましょう。
化粧水
化粧水はお肌に水分を与える役割があります。
また、使い方のコツとしては顔全体が濡れる量を使うということで、顔全体に馴染ませたら両手のひらでハンドプレスしましょう。
これにより、手のひらの体温で化粧水が角質層に浸透しやすくなります。
美容液
美容液は化粧水や乳液、クリームよりも高濃度で美容成分を配合したアイテムで、シワ対策や美白対策などの種類に分類されます。
なお、乾燥肌で起こりやすいのはシワトラブルですので、乾燥肌対策として使用するならシワ対策用を選んでおくと良いでしょう。
また、美容液には目元用や口元用というように、ピンポイントケアに対応している種類もありますので、目的に応じて使い分けてみましょう。
美容液はスペシャルケア用として週1~2回使うという方法でもかまいませんが、乾燥肌が悪化しているなら、ひとまず毎日使うことをおすすめします。
乳液・クリーム
乳液とクリームは、ともに化粧水や美容液の成分にフタをする役割を持ち、油分が配合されているため乾燥肌改善の必須アイテムです。
なお、乳液とクリームではクリームのほうが油分を多く含んでいますので、べたつきが気になる方は乳液、そうでない方はクリームという選び方をすると良いでしょう。
乾燥肌が進んでしまっている方には、乳液を軽くお肌に馴染ませたあとにクリームを使うという方法がおすすめです。
スキンケア対策がめんどうな方にはオールインワンタイプがおすすめ
化粧水、美容液、乳液、クリームをすべて使うのはめんどう、スキンケアにあまり時間やお金をかけたくないという方には、ひとつでこれらの役割を果たすオールインワンタイプがおすすめです。
オールインワンタイプの化粧品にはクリームタイプやジェルタイプなどがありますので、ご自身が使いやすいと感じる種類を選んでみてくださいね。
マスク着用と肌荒れについて
ここ最近でよく耳にするようになったのは、マスクの常時着用による肌荒れです。
マスクによる肌荒れでもスキンケアは基本中の基本ですが、マスクによる肌荒れの大半は不織布製のマスクによる刺激だといわれています。
不織布製のマスクで肌荒れしてしまった場合には、ひとまず内側がガーゼなどの柔らかい布製マスク、あるいはポリウレタン製のマスクに変えてみてください。
また、マスク着用前に保湿ケアをしておくことで、ある程度は肌荒れを防ぐことができますよ。
まとめ
乾燥肌は単なるスキンケア不足だけではなく、あらゆる理由によって起こります。
そのため、乾燥肌対策としてまず行わなければならないことは、それが起こった理由を突き止めて対策をするということなのです。
なお、スキンケア対策を行う際には、洗顔後に化粧水だけで済ませるのではなく、美容液、乳液、クリームを使用して、お肌の水分を逃がさないようにしておくことも大切です。
これらを順番に使うのはめんどう、費用を抑えたい、時短でスキンケアしたいという方には、オールインワンタイプの化粧品がおすすめですよ。