オールインワンジェルを使う理由・その効果とは

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基礎化粧品は、なるべくライン使いするのが良いといわれています。しかし、化粧水、美容液、乳液、クリーム、場合によってはパックもラインで揃えようとすると、思いのほか費用がかさんで続けにくくなることがあるのです。それなら、オールインワンジェルで対応してみてはいかかがでしょうか。

 

オールインワンジェルを使う理由。どんな効果があるの?

オールインワンジェルは、ひとつで何役もこなす便利な基礎化粧品です。

そのため、大変コスパが良く、基礎化粧品にあまり費用をかけたくない、でもしっかりとスキンケアしたいという方にはピッタリの化粧品です。

しかし、オールインワンジェルを使う理由はほかにもあるのです。

 

最強の時短スキンケアが実現

化粧水、美容液、乳液、クリームを別々に使うと、スキンケアに時間がかかり、面倒だと感じることがあります。

一方、オールインワンジェルなら、これひとつでサクッとスキンケアできますので、忙しい朝でも手抜きせずスキンケアを行えます。

つまり、オールインワンジェルを使えば最強の時短スキンケアが実現するということですね。

 

スペシャルケア用としても使用可

あまり知られていないかもしれませんが、オールインワンジェルは入浴中のパックとして使うと、より成分が角質層に浸透しやすくなります。

パックの方法はいたって簡単、湯船に浸かっている間にオールインワンパックをお肌に塗り、5~10分後を目安として洗い流します。

そして、お風呂上りにもう一度オールインワンジェルをしっかりとお肌に馴染ませればOKです。

これなら、わざわざ別のパックを購入する必要がなく、効率良くスペシャルケアを行えますね。

オールインワンジェルの種類と選び方

オールインワンジェルとは、1種類で化粧水、美容液、乳液、クリーム、パックの機能を備えた基礎化粧品で、肌悩みに応じた種類が展開されています。

それでは、オールインワンジェルの種類と配合成分を見ていきましょう。

 

保湿タイプ

ヒアルロン酸、コラーゲン、エラスチン、セラミド、ローヤルゼリーなどの成分を配合したオールインワンジェルで、乾燥肌の改善を期待できるタイプです。

保湿はスキンケアの基本といっても過言ではありませんので、保湿タイプはベーシックなオールインワンジェルだといえるでしょう。

特に肌悩みがない、あるいはオールインワンジェル選びで迷っている方は、ひとまずこのタイプから試してみると良いでしょう。

 

美白タイプ

シミやくすみの改善を目指せるオールインワンジェルで、ビタミンC誘導体、アルブチン、ハイドロキノン、トラネキサム酸などの成分が配合されています。

このオールインワンジェルには選び方があって、シミやくすみの予防ならビタミンC誘導体やトラネキサム酸配合タイプがおすすめですが、すでにできているシミやくすみの改善を目指すなら、アルブチンやハイドロキノン配合タイプがおすすめという違いがあるのです。

美白を目的としてオールインワンジェルを選ぶなら、目的をはっきりさせた上で、適した成分を配合したタイプを選びましょう。

 

敏感肌タイプ

複数のコラーゲンや、コメ由来成分、ダイズ由来成分、コムギ由来成分など、植物由来成分が配合されていることが多いタイプで、お肌への刺激が弱いという特徴があります。

また、紫外線吸収剤や着色料、香料、鉱物油、アルコール、パラベンなどの化学合成物質が配合されていないか、配合量が少ないというのも、このタイプのオールインワンジェルの特徴です。

なお、コメ由来成分、ダイズ由来成分、コムギ由来成分はアレルギー指定成分になっています。

これらに対するアレルギーをお持ちの方は、保湿タイプの中から化学合成ら成分が配合されていない、もしくは配合量が少ないタイプを選ぶことをおすすめします。

 

エイジングケアタイプ

シミやしわなど、年齢で目立ちやすいトラブル改善を目指せるタイプのオールインワンジェルです。

プラセンタエキス、フラーレン、アスタキサンチン、ビタミンC誘導体、ビタミンE誘導体などの成分が配合されているタイプがありますが、最もおすすめできるのは成長因子を含むプラセンタを配合したタイプです。

また、EGF(上皮成長因子)を配合したタイプもありますが、EGFは希少性が高いため、全般的に価格が高額です。

 

ニキビ肌タイプ

アラントインやサリチル酸、グリチルリチル酸など、ニキビの原因菌にアプローチできる成分が配合されているオールインワンジェルです。

また、製品によってはビタミンC誘導体などが配合されていることもありますが、ビタミンC誘導体は炎症を起こしているニキビへやや強い刺激を与えることがあります。

ニキビが炎症を起こしている場合では、ひとまずビタミンC誘導体が配合されていないタイプを選ぶと良いでしょう。

 

まとめ

オールインワンジェルは、それひとつで複数の基礎化粧品の役割を果たすだけでなく、パックとして使えばスペシャルケアにも役立ちます。

ただし、オールインワンジェルは目的別に配合されている成分が異なりますので、製品選びの際にはまず、オールインワンジェルを使用する理由・目的をはっきりさせておく必要があるのです。

特に肌悩みがない場合には、ひとまずベーシックな保湿タイプを選んでおいて、肌悩みができたときに、それに対応するタイプに切り替えてみると良いでしょう。

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